siawase0707

書きたいことをただ書いていくだけ。

今日の下校物語

(昨日の出来事です。)

 

学校からの帰り道。

今日は都合が悪く、友達と帰れず。

ひとりだけの帰り道。

ゴールは自宅。

自宅を目指して歩いていく。

人は少ないが、建物や車はたくさん。

これが私にとって心地よい。

 

公園の近くを通った。

というか、必ず通る。

小学校中学年くらいの子たち、4〜5人が

自転車にまたがり、楽しそうに話している。

元気な声がこっちまでしっかりと届いてきた。

なんだか、微笑ましい。

懐かしい記憶が蘇ってきた。

それは、小3.4のときの思い出。

当時の私は、とにかく活発だった。

帰宅したら急いで宿題を終わらせ

時間があったらお菓子を食べて

約束の時間になったら公園へ向かう。

それは毎日。毎日だった。

いろんな子と遊んで話して

友達の輪は今よりも断然広い。

自転車を漕ぎまくって

体も動かしまくった。

充実した日々だった。

そんな最高な毎日にも

終わりが来たのはいつだっただろう。

それは確か、生理が来てから。

小4の11月。

初経は大変だった。

私は変化が大の苦手。

だから、気分がとても落ち込んだ。

それが約1週間続くわけだから

生理が終わっても

前の活発な性格を取り戻すことはできなかった。

そこからどんどん

ネガティブ思考が育まれていき

今よりもっと内気な性格ができあがった。

一般的に見ると悪い出来事かもしれないが

私にとっては良い出来事だった。

 

活発だけど心が空っぽだった私

      ↓

ネガティブだけど心が豊かな私

 

なぜか繊細になった私は

どんどん優しい性格になっていった。

おかげで、親友もできた。

そこから約1年間のネガティブ期間を経て

小6のとき

やっとポジティブ期間がやってきた。

小3.4のときほど活発ではないが

なんでもネガティブに捉えるのを卒業できた。

本当に喜ばしい出来事。

それで今の私があるのだ。

 

お次は頭を空っぽにして

道を突き進んでいった。

 

一瞬だけ小雨が降ってきて

聞こえてくる小鳥のさえずり

大きな曇り空を飛行機が通る

私は大空を見渡した。

なんて素晴らしい世界だ。

曇り空でも嬉しかった。

心が喜んだ。

 

ガチャ。

こうして今日も玄関の扉を開ける。